古墳時代

論文感想(広瀬 和雄. 2009. 「古墳時代像再構築のための考察--前方後円墳時代は律令国家の前史か」)

広瀬 和雄. 2009. 「古墳時代像再構築のための考察--前方後円墳時代は律令国家の前史か」『国立歴史民俗博物館研究報告』150 を読んだ。-長い。100p以上の大作。なんだこれ。考古学研究の現状批判に費やされる部分がとても多い。記紀などの文献に安易に頼っ…

論文感想(福永 伸哉. 1999. 「古墳の出現と中央政権の儀礼管理 」)

2017/5/31福永 伸哉. 1999. 「古墳の出現と中央政権の儀礼管理 (考古学研究会第45回総会講演・研究報告)」『考古学研究』46(2)を読んだ。 -「多様な前史をもつ広い地域に初期の前方後円墳が短期間のうちに広がった要因は何か?」という問いを掲げつつ、文化…

論文感想(和田 晴吾. 2003. 「古墳時代の生業と社会--古墳の秩序と生産・流通システム」)

2017/5/30和田 晴吾. 2003. 「古墳時代の生業と社会--古墳の秩序と生産・流通システム」『考古学研究』50(3)を読んだ。-「古墳文化論」で述べられていた生産・流通システムを詳述したものとして読む。多数行われている個別研究を見渡して全体を捉えていこう…

論文感想(和田 晴吾. 2011. 「古墳時代研究小史」)

2017/5/30和田 晴吾. 2011. 「古墳時代研究小史」広瀬 和雄・和田 晴吾編『講座日本の考古学7 古墳時代(上)』青木書店、を読んだ。-江戸時代から1960年代までの古墳時代研究史。胎動期(江戸)・揺籃期(明治大正)・生成期(昭和前期~1945)・発展前期…

論文感想(福永 伸哉. 2013. 「 前方後円墳の成立 」)

2017/5/29福永 伸哉. 2013. 「 前方後円墳の成立 」大津,透ほか編『岩波講座日本歴史 第1巻 : 原始・古代1』岩波書店 を読んだ。-「前方後円墳成立の意義」を研究史・研究の新潮流と関連付けながら、検討する。著者の専門の三角縁神獣鏡あたりも述べられる…

論文感想 (和田 晴吾. 2004.「古墳文化論」)

2017/5/25和田 晴吾. 2004.「古墳文化論」(歴史学研究会・日本史研究会編『日本史講座;第1巻 東アジアにおける国家の形成』東京大学出版会.)を読んだ。-古代から順に基準になりそうな論文を選んで読んでいきたい。「最初の列島規模での政治的統合がどのよ…